3月18日(火曜)昨日、海外市場の動き、衝突もなく、先週末まで続いたリスク回避の動きの巻き戻しが強まり、リスク選好型の動きへ。 ***** 昨日のポイント ***** クリミア住民投票は大方の予想通り、ロシア編入を圧倒的多数で選択したが、大きな衝突や予想外のできごともなかった。プーチン・ロシア大統領はクリミアを主権国家として承認し、オバマ米大統領は制裁措置を発表。欧米のロシア制裁措置は予想範囲内で今後の動きを見守る姿勢に、市場では安心感が広まる。 強い米鉱工業生産・設備稼働率もあり、欧米株は強く、債券利回りは上昇し、先週末まで続いたリスク回避の動きの巻き戻しが強まり、リスク選好型の動きに豪ドルとNZドルは堅調に推移。結果、ドル全面安、円全面安の動きが強まる。 中国は人民元安の誘導批判を回避に、USDCNYの変動幅を上下1%→上下2%に拡大。中国不動産開発会社破綻は、負債35億元(約576億円)を抱えて破綻、上海超日太陽能科技の社債がデフォルトになって以来2度目で、中国経済への不信感が強まる。 ***** 発言・その他 ***** ◎中国人民銀行(15日=USDCNYの変動幅を上下1%→上下2%に拡大→ 人民元安の誘導批判を回避するため ◎黒田日銀総裁(衆議院財政金融委員会)=2%の物価目標の実現で、必要があれば適切に政策調整を行う。 ◎FRB保管の外国中銀の米国債保有高が激減=3月13日発表の12日時点の外国中銀の財務省圏保有高は、前収支1045.35億ドル減少。ロシアがウクライナ情勢の悪化を見越し米国外に移動させた可能性、中国の社債デフォルトのリスク懸念、日本の年度末要因など、諸説がある。 ◎英政府=建設事業促進のプロジェクトにより多くの資金を投入する方針を示す ◎ベリヤコフ・ロシア経済発展省次官=ロシア経済が危機的状況にあるという明確な兆候がある。 ◎中国不動産開発会社破綻=負債35億元(約576億円)を抱えて破綻→ 上海超日太陽能科技の社債がデフォルトになって以来2度目。 ◎バイトマン独連銀総裁=ドイツの貿易黒字は市場の結果。 ◎プーチン・ロシア大統領=クリミア自治共和国を主権国家として承認する法令に署名。 ◎オバマ米大統領=更なる制裁を準備。外交的な危機解決策は可能。プーチン・ロシア大統領にクリミア住民投票は違憲と伝えた。ウクライナの未来は自国民によって決められるべき。 。 ***** 結果、主な経済指標・その他 ***** 6:00 NZD 第1四半期 ウェストパック消費者信頼感指数=121.7(前回120.1)→ 前回を上回る強い数字となる 9:01 GBP 3月 ライトムーブ住宅価格=前月比1.6%(予想 前回3.3%)、前年比予想6.8%(前回6.9%)→ 前回を下回る 19:00 EUR 2月 消費者物価指数・確報値=前月比0.3%(予想0.4% 前回-1.1%)、前年比0.7%(予想0.8% 前回0.8%)、コア前年比1.0%(予想 前回0.8%)→ 前年比は予想と前回を下回る 21:30 USD 3月 NY連銀製造業景気指数=5.6(予想7.0 前回4.48)→ 予想を下回るが前回よりは上昇 22:15 USD 2月 鉱工業生産=前月比0.6%(予想0.2% 前回-0.2←-0.3%)、設備稼働率=78.8(予想78.6% 前回78.5%)→ 予想を上回る 23:00 USD 3月 NAHB住宅市場指数=47(予想50 前回46)→ 予想を下回るが前回よりは上昇。 ***** 今日の予定、主な経済指標・その他 ***** 6:45 NZD 第4四半期 経常収支=予想-14.09億NZドル 前回-47.8億NZドル 8:30 AUD 2月 ウエストパック 景気指数=予想 前回-0.2% 8:50 JPY 2月 通関ベース貿易収支=予想-6009億円 前回-2兆7917億円 14:00 JPY 黒田日銀総裁の講演 18:30 GBP 2月 雇用統計: 失業率=予想 前回3.6%、ILO方式失業率=予想7.2% 前回7.2%、失業保険申請件数=予想-25,000件 前回-27,600件 18:30 GBP BOE金融政策委員会の議事録公表(3月6日分)=全員一致で金融政策の据え置きを予想 19:00 EUR 1月 建設支出=前月比予想 前回0.9%、前年比予想 前回-0.2% 21:30 USD 第4四半期 経常収支=予想-875億ドル、前回-948億ドル 3:00 USD FOMC金融政策発表=現状は政策金利0.0~0.25%、資産買い入れ650億ドル(モーゲージ担保証券買い入れ月間300億ドル、米国債買い入れ月間350億ドル) 3:30 USD イエレンFRB議長の記者会見