3月14日(金曜) アジア市場の動き ****** ポイント、これからの注目点 ****** 日経平均株価は大幅下落、中国株や新興国株も軒並み下落しているが、円相場は昨日の円急騰の水準で停止状態。その他の主要通貨も思考停止状態で動けず。 今日14日、ロンドンでケリー米国務長官とラブロフ・ロシア外務相が会合する。その結果待ちで動けないことが主因。 もし、合意に至らず、その後も何らかの対応策が打ち出せなければ、16日にはクリミア自治共和国でロシア編入の是非を問う住民投票が実施され、ロシアに編入される可能性が高い。。 これに対して、米国・ユーロ圏は報復措置を取ることを言明し、週明けに容易ならぬ事態が起こることをロシアに事前通知している。 状況証拠は、「リスク回避」へと誘われ、株式市場ではロングを手じまい、為替市場では円ショートを手じまい激しい円高へ。そして、ややドル買い方向へと動いているが、対主要国では100ポイント近い調整だが、予想外に大幅な下落となっていない。 別途、昨日の「ドラギ・サプライズ」である「ECBのガイダンスは実質金利とユーロを下げることを目的」との発言はフレッシュながら、それでも下落幅は他と同じ100ポイントと、予想外に限定的。 この結果が米ドルの評価ではとおもいたなる。つまり、ウクライナネタが尽きてしまったら、ドルはどこまで売られるのか? そう思いたくなる。 その動きに反して、英ポンドもしかり、ユーロもしかり、かつての豪中銀やNZ中銀のように自国通貨高への警戒感を示し始めており、ウクライナネタがなかったとしても、手放しでポンドやユーロを買い進めることへの警戒感もあったはず。 それでも昨日の下落幅は100ポイント前後。今は、それが限界なのか、それともこれから売りが加速するのか、よくわからないとしか言いようがない。 とりあえずは、ウクライナネタが決着を見たあとの、水準や値動きからこれらを見極めることにしたい。 これから、欧州市場へと移っていく。 ドル円の現状は101.55円で推移しているが、2月3日~5日と三日間費やしても割り込めなかった、100.70円台まであと約80ポイント。その前に、3月3日の安値101.20円まであと30ポイント。 どこまで下げられるかを試し、失敗したら、ウクライナ情勢の展開と欧米ロシア要人の発言待ちと判断したい。